2006年10月02日

早い者に上手なし

 管理人は、自慢じゃないですが、何をするのも早かったんです。今はこんなですけどね。学生時代の試験勉強だって覚えるのだけは早かったですから、一夜漬けで十分間に合ったし、仕事だって指示されたことはすぐにこなしていました。なぜかといえば、自分の自由な時間を潰されるのが嫌だったという、自分勝手な発想でしたが。

 でも、早いということはやっぱりどこかに手を抜いているんですね。試験勉強でも、試験は何とかなりましたけど、その後ちゃんと身についていたかといえば全然そんなことはありませんでした。仕事でも、早いのは悪いことではありませんでしたが、後で考えると練りこみが足りず、可もなく不可もなくといった出来でした。

 早い者に上手なしということわざがあります。仕事が早くできる者は、あまり上手でないのが欠点であるという意味です。そうなんですよ。良い仕事というのは、時間がかかるものなんです。慌てて、急いで、焦って仕事をして早くできたところで、しょせんはそれなりのものしかできません。

 達人といわれる人達は、何年、何十年もその道一筋に仕事をしてきたからこそ、その域にまで達することができたのだと思います。早ければいいってものではないのです。それが一日や二日で到達できるようなことであれば、世の中達人だらけのはずですが、そんなことはありませんもんね。

 ほとんどの製品が機械化で量産できる今でも、本当に良い物は達人の手作りが基本ですしね。海外高級ブランドの腕時計や衣料品などは職人の業が活かされていますし、日本でも一流の陶芸品などは達人にしかできません。絵画だってコンピュータグラフィックのほうが優れていそうなものですが、時間がかかろうとも手書きのほうが表現力や深みという点では評価が高いですよね。

 人生でも同じかもしれません。管理人のこれまでの人生で一番良かった時期は、中学生の頃だったように思います。こんな早くに人生のピークを迎えたもんだから、今は真っ逆さまに落ちるだけです。死ぬ前に人生のピークを迎えるのが上手な生き方でしょう。管理人は、生き急ぎ過ぎです。ああ、なんて下手な人生でしょう。

 だからといって、取り返しがつかないわけではありません。早くやり過ぎた仕事も、もう一度見直して手を加えれば良くなります。人生だって、もう一度ピークを迎えればよいだけのことです。今度はもう急ぐことはないんですしね。ゆっくりと満足いくまで時間をかけて、仕上げたいと思います。なんて、空元気を出してみたりする。現実は厳しいですけどね。

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posted by kenji at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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