2005年08月23日

ポケコンはどこへ行った

 ポケコン、ポケットコンピュータの略です。今では聞いたことのない人もたくさんいるでしょう。なんせ、全盛期は今から20年くらい前、管理人が高校生の頃ですからね。現代風にいえば、PDAと言ったところでしょうか。もちろん、そんな高級なものではありませんでしたけどね。いつの間にかポケコンは人々から忘れ去られてしまったのです。

 ポケコンといっても、まだゲームボーイも発売されていない時代の代物です。画面はモノクロ、1行〜4行×30字程度のディスプレイしか備えていませんでした。関数電卓に毛が生えたようなものです。それでもちゃんとキーボードを備えていたし、文字やグラフィックも表示できた当時では画期的なコンピュータでした。

 ポケコンの何がすごいかといえば、プログラムを組むことができたところです。BASICやアセンブラを使って結構複雑なプログラムが作れたのです。ですから、繰り返し計算の場合は入力だけで答えが表示できるようにしたり、収束するまで連続計算させたりと理数系にはとても便利なものだったのです。なんとゲームまでできたから驚きです。

 値段は当時でも2〜3万円していたから、高価な計算機でしたね。管理人のポケコンは10年近く大事に使っていたのですが、ある日落とした拍子に液晶が破損して寿命を終えました。その後、新たなポケコンを購入しようと探したのですが、ポケコンという名前の商品はなく、高性能な関数電卓といったものに変わってしまいました。

 今なら、PDAやモバイルパソコンという持ち運びできる高性能コンピュータが出ていますが、関数電卓としては大きすぎるし、値段も高すぎます。たくさんのソフトウェアをインストールすることもできますが、簡単に自分でプログラムを組むことはできません。そういう点で、ポケコンは良かったなあ。

 今のPDAやモバイルパソコンは、便利すぎるのです。何でもかんでもソフトウェアがやってくれて、自分の頭で考える必要がないのです。ポケコンは関数電卓として使うこともできますが、基本的には自分でプログラムを考えて入力しなければただの箱でしかありません。不便だけど、考える力を養えるし、自由度が高かったですね。

 いつの間にか消えて行ったポケコンですが、また販売しているなら使ってみたいですね。今なら、手のひらサイズでフルカラー液晶大画面表示だって可能なはずです。技術系の高校生、大学生にはもってこいです。技術の進歩も結構ですが、たまには後戻りもいいのではないでしょうか。というか、個人的に作って欲しいなあ。

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posted by kenji at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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